いま聞こえる音は? ――雲が月に当たった音。
山の中にいても都会のまん中にいても、そこはいつでも宇宙の森の一角。
すべての人の暮らしの中に、心の中に、いま宇宙空間を呼び戻す。
日本で最も雪深い山あいの里、新潟県大池に移り住んだ著者は、廃校となった小学校の校舎を拠点に、フリースクールやインドの民俗画、ミティラー画の美術館設立などを通じて、独特の宇宙観に基づいた文化活動を展開する。森の生活からあふれ出る宇宙大のイマジネーション、子どもたちを宇宙に誘い出す「仙人テスト」や「仙人すごろく」「すすきの穂合わせ」などのユニークな遊びを絵と文章で自在に綴り、そして一人でも多くの人と宇宙空間を分かち合うために歩んできた道のりを語る。(初版1988年)
--本体価2000円
--ページ数
144ページ A5判並製
--初版発行年
1988年
--図書コード
978-4-88503-064-2
送料=200円
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